チノーザゼンソウの熱制御を用いた世界初の温度調節計 おもしろ技術拝見 省エネ・オーバーシュート抑制に大きな成果

2012年7月11日

ザゼンソウは、肉穂花序と呼ばれる器官の発熱で周囲の雪を溶かし早春に花を咲かせる多年草である。 氷点下など外気温の変化にもかかわらず発熱、外気温を検知し体温をほぼ20℃に維持することができる、ムダのない発熱機構はまさに省エネルギーの見本といえる。 このザゼンソウの温度制御アルゴリズムに着目した岩手大学とチノーは、その機構を解明し用いた温度調節計を世界で初めて開発した。 従来の制御アルゴリズムで動作する温度調節計に比べ、制御量をムダなく敏速に設定値に到達させることができ、高い堅牢性と高い省エネ特性を両立させた性能を備えている。 チノーはザゼンソウの特性を制御アルゴリズムに組み込んだZ制御モードの温…