2012ROKUGOエレクトロニクス&インダストリーフェア 六合エレメックグループが開催 7月3、4の2日間名古屋市中小企業振興会館 エコ・環境配慮型商材・海外部材を一堂に 六合エレメック“課題解決型企業”として総合力を発揮 地域No.1のエレクトロニクス専門商社目指す

六合エレメック(名古屋市東区白壁3―18―11、TEL052―931―5875、横江義也社長)を中核とする六合エレメックグループは7月3、4日の2日間、メカトロニクス、エレクトロニクスの展示会・技術講演会「2012 ROKUGO エレクトロニクス&インダストリーフェア」を名古屋市千種区の名古屋市中小企業振興会館第1ファッション展示場で開く。同グループの取引先メーカーなど54社が143小間を使って出展、1000人以上の来場者を見込んでいる。今回のテーマは、「One Stop Solution~最適調達パートナー~」で、エコ、環境配慮型商材、海外部材などを数多く紹介、来場者の商品開発、購買、調達活動、情報収集などに役立ててもらう。開発途上の要素技術なども紹介される。

六合エレメックグループは、六合エレメックを中心に、六合システム電子工業、六合サービステクノ、中国の現地法人である上海洛庫高電子の4社で構成される。精密モータ、電子機器、電子部品、制御機器、制御部品、電機機材、各種コンピュータ制御装置の販売、マイコン応用商品の受託開発、生産自動計測装置・検査装置の設置、制作ライン自動化・省力化設備の設計・製作、各種制御装置設計・製作、物流代行業務、その他各種代行業務、中国における貿易業務、電気・電子機器の開発、簡易加工などをグループで展開している。

中核の六合エレメックは、(1)協業先の持つさまざまな技術を組み合わせて、顧客の課題解決に取り組むソリューション機能(2)次代のニーズをとらえ、協業先とともに付加価値の高い製品を開発し、顧客に提案する開発機能(3)販売代理店として、多彩なエレクトロニクス&メカトロニクス製品を供給する商社機能―の3つの機能を有する。

これらを駆使して、電気・電子分野に関する多種多様な課題をワンストップで解決できる“課題解決型企業"として、培ったネットワークと経験に裏打ちされた総合力を発揮し、「地域No.1のエレクトロニクス専門商社」を目指している。時代に合った省エネビル

このほど竣工した新本社ビルは、時代のニーズに合った省エネビルで、3割以上のCO〓削減と光熱費削減などで環境負荷を低減、社員が働きやすい安全、快適なオフィスになっている。(1)屋根と南側壁面の太陽光パネルによる太陽光発電(2)温度の下がった外気を壁面から室内に取り込む屋上緑化・壁面緑化(3)北西側のエコウォールと天井スリットにより、電力を使わずに換気を行う自然換気(4)全館LED照明採用と人感センサーによる節電―などが特徴で、白色を基調にコーポレートカラーと環境を表す緑色の外観で、地域環境にマッチした社屋になっている。同展示会は、3年に1回定期的に開かれていたが、リーマンショックや、東日本大震災の影響で2007年以来の開催となった。この間に新しい技術が続々と登場、開発中の要素技術も含めて紹介される。

新規の出展会社も10社以上あり、六合エレメックの親会社の岡谷鋼機とグループ会社も出展している。パナソニックは、グループ会社も含めた“ワンパナソニック"として、大きなブースを活用し、幅広い商材を展示する。

また、海外からは韓国のSPGが初めて参加し、中国現地法人の上海洛庫高電子は中国のメーカーを紹介、フロートSW、近接SW、ファン、サーミスタ、ヒーター、汎用モータ、トランス、アダプタなどを展示する。

10回記念ということで、テレビ、ipodなどの豪華賞品が当たる抽選会も行われ、「展示会で最新の商材の情報を入手してもらうと共に、来場したお客さんに楽しんでもらう」(横江社長)という。

様々な顧客に来てもらうことで、メーカー側、得意先側がお互いのことをよく理解でき、ビジネスチャンスの創出にも結び付けられるようにし、六合グループがそのコーディネートの役割も果たす。

技術講演会も併催

なお、最新の技術動向を紹介する技術講演会も開かれる。

技術講演会とテーマは次の通り。

【3日】▽午後1時~2時=リレーによる直流高電圧開閉技術について(パナソニックデバイス社スイッチングデバイスディビジョンEMR商品企画開発グループ参事 来住秀樹)

▽午後2時30分~3時30分=消費電力削減・事業継続へむけて~日本マイクロソフトの取り組み事例(日本マイクロソフトコンシューマー&パートナーグループOEM統括本部第四営業本部アカウントエグゼクティブ 天木隆史)

【4日】▽午後1時~2時=グラファイト含有ゴムによる熱ソリューション(パナソニック生産革新本部参事 後藤俊宏)

▽午後2時30分~3時30分=コントローラの高速化による課題と解決(1)カスタムマイクロプロセッサー開発(2)部品点数削減、温度対策、品質確保(横河電機システム事業部PLC技術部4グループ長 岡本弘文)

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