本社新社屋が竣工14日に披露 省エネ・耐震性を追求
白地にブルー文字「WashiON共立継器株式会社」の本社隣接の工場屋上塔が目に入り、竣工の4階建て新社屋は正面全面が強化ガラス張りで近代的な建物を連想させる。
本社新社屋は耐震型鉄骨造り一部4階建て、延べ床面積690平方メートル。総工費2億2000万円でLED照明、オートセンサー付きLEDライト、遮光強化ガラス、自動ブラインドなどを採用し省エネ、耐震性を追求している。
自動ドアの玄関から入ると、白色の壁を基調にドアや収納棚、壁の縁取りに高級感のあるオーク色を使ったデザインで統一され、各階各室とも重厚な雰囲気を醸し出している。
1階の総務・経理課、諏訪営業所は、社員が落ち着きながらも、張りのある表情で仕事に臨んでいる。
2階は、応接室、展示室、会議室で構成している。展示室はDCコンタクタ、電源切換用開閉機器、高圧真空電磁接触器、各種継電器、工業用端子台、電動車両関連機器などが展示されている。来場者は展示品で実際の製品を目で確認し、応接室で仕様打ち合わせなどができる。談笑できるスペースも設けてあり、顧客との交流促進にも配慮した設計である。
3階は、多目的室、役員室。多目的室では、全国の営業所、千曲工場とのTV会議も行われる。TV会議は昨年6月から始まっているが、顧客も使用可能で活用範囲が広がっている。
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