わが社の’12経営戦略 高速・高精度技術に磨き 横河電機

2012年1月11日

当ビジネスの2012年3月期売り上げは、当初の目標には届かないかもしれないが、前年同期比プラスは確保できそうだ。東日本大震災発生に伴う影響は少なく、むしろ前倒し発注などがあり、上期はプラスになっている。

ただ、11年の第2Qぐらいからタイの洪水復興関連需要も出てきてはいるが、現状は横ばいフラットな状態である。

マシンコントローラ「FA―M3V」や、組み込みコントローラ「e―RT3 2・0」などの重点商品の拡販を進めていく中で、高速・高精度というキーワードに対応して、CPU処理を速くすることでユーザーも気がつかなかった潜在ニーズ(隠れていた課題)を顕在化させる取り組みを継続してきた。

現在、当社の主力ユーザーである半導体製造装置や電子・電機実装関連の動向は不透明感が残っており、また、新しい分野からの引き合いも多いものの、新規リピートオーダーになるにはもう少し時間がかかる感じである。

そこで、特に新規開拓は、技術提案を中心にお客様を訪問し、興味を持ってもらいながら、試しに使ってもらうなど、時間をかけて評価を受けている。

今年は、さらにお客様のソリューションを作っていく(共創する)ために、当社が得意とする温度制御、位置決め、アナログ出力、データ収集などのモジュール群を前面に出した提案営業活動に重点を置いた取り組みを進める。

また、海外顧客の市場開拓に向けて、当社のグローバル販路顧客への営業活動を一緒になって行っている。

コントローラの進化で、当社の企業理念である「計測・制御・情報」の更なる付加価値拡大の実現を進めていきたい。