制御機器グローバル展開を強めるオムロン戦術転換

オムロンは、主力の制御機器事業でグローバル展開を強めている。「世界中のオートメーションパートナーとして制御、品ぞろえ、未来でNo.1を目指すために、基本骨格は変えずに戦術を変える」(藤本茂樹執行役員常務・インダストリアルオートメーションビジネスカンパニー社長)として、大胆な取り組みを進めていく。

その一例が、今年夏に発表したマシンオートメーションコントローラNJシリーズを中核にしたマシン制御に重点を置いた展開だ。従来のPLC「SYSMACシリーズ」のコンセプトを大きく変換、インテルのプロセッサーとマイクロソフトの専用サポートソフトウェアを採用して、汎用的でグローバルかつ多様なニーズに応えた。「機械を思った通りのスピードと精度で動かすために、資産の継承性で継続するものと捨てるものを分けた」(同)。

インテルやマイクロソフト、さらにはIEC611131―3の国際標準規格に準拠したPLCopenのプログラミング言語採用といったオープンアーキテクチャの方向に大きく舵を切っている。これは中国、欧州などの海外市場で、競合各社との販売競争を有利に展開しようという狙いがある。

「中国市場はタイマー、リレーなどを使ったコンポーネンツ制御から、PLCなどを駆使したLCIA(ローコストインテリジェントオートメーション)に変化しており、日本と生産方法に差がなくなりつつあり、競争も欧州メーカーとの戦いになっている。欧州でも日本メーカーで1番と意識される存在になっている」(同)という。

同社では今月、スペインのバルセロナに3番目の「オートメーションセンタ」を開設した。日本、中国・上海に続くこのセンタは、製品などの展示はしないで、ソリューションを紹介することを目的にしている。

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