2相ステッピングモーターなどオリエンタルモーター一挙に発売

モーター・コントローラ大手のオリエンタルモーター(東京都台東区東上野4―8―1、〓0120―925―410、倉石芳雄社長)は9日、高トルク型2相ステッピングモーターPKPシリーズ52機種、スピードコントローラMSC―1、DCプロペラファン12機種を一挙に発売した。

2相ステッピングモーターPKPシリーズは、高トルク設計により、同社従来品に比べ1・2倍~1・7倍のトルクアップを実現。しかも、同等トルクでの消費電力は20%削減できるほか温度上昇を10℃以上抑制するなど省エネ効果が高い。

このほか(1)ダウンサイジング(2)コネクタ接続方式を採用(3)豊富な電流仕様を用意。取付角寸法は42ミリと56・4ミリの2タイプ、全52機種あり最適な機種が選定できるなどの特徴を持っている。販売価格は5300円から。

スピードコントローラMSC―1は、ACモーターの回転速度を制御するのに最適。制御回路をCPU制御にしたことにより、速度変動率の向上、幅広いモーター出力への対応などが可能になった。また、同社従来品と比べ体積で約45%削減したコンパクトサイズで装置の省スペース化に貢献する。

このほかの主な特徴は(1)コントローラからの発生ノイズが少ない(2)単相100V~230Vのマルチ電圧、モーター出力6W~90Wまで1台で対応(3)充実の運転パターン(4)アラーム出力機能、スピード出力機能を装備など。販売価格は8400円。DCプロペラファンは、MDSシリーズにハイスピードタイプ6機種、長寿命型MDEシリーズに6機種を追加発売。

MDSシリーズハイスピードタイプは、取付角寸法60ミリ~φ172ミリ。同社従来品と比べ1・5倍~2・3倍の冷却能力を実現している。販売価格は2850円から。

長寿命型MDEシリーズは、新たに6機種が加わったことにより取付角寸法60ミリ~φ172ミリまで全8機種がラインアップ。期待寿命は10万時間を実現、約11年間の連続使用が可能でランニングコストを削減できる。停止センサー搭載。販売価格は6250円から。

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