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富士電機機器制御DC750V/1000Vを遮断接点間アーク電圧を強化直流回路用ブレーカ追加

富士電機機器制御(東京都中央区日本橋大伝馬町5―7、〓03―5847―8060、伊藤文夫社長)は、「G―TWINシリーズ」として、高電圧・大電流の直流回路用ブレーカに定格使用電圧DC750Vと1000Vタイプ=写真=を追加発売した。価格は20万7800円~102万8000円。2012年度5000台の販売を予定している。

G―TWINシリーズは、電流を遮断する際の接点間アーク電圧を高めることなどによって、従来技術では難しいとされていた高電圧・大電流の直流遮断を実現している。

特に、太陽光発電などの新エネルギー関連や、直流配電による高効率大規模データセンターなどの直流配電システム用途が増加しており、回路保護用ブレーカの需要が拡大している。

同社では従来DC600Vまでをそろえていたが、今回3極品でDCDC750V、4極品1000Vまで拡充した。

いずれも、内部付属品、外部付属品ともG―TWINシリーズと共通仕様で、外形サイズも400~800Aフレームまで高さ、奥行きがともに同一となっている。

国内外規格は、JIS、IEC(CEマーキング)のほか、ULも取得検討中としている。

なお、ノンオートスイッチ(負荷開閉器)もラインアアップしている。