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摂津金属工業電磁場用途で信頼性発揮非磁性オールアルミラック発売

摂津金属工業(大阪府守口市八雲西町4―1―26、TEL06―6992―2331、伊藤信之社長)は、強力な電磁場に発生する環境でも磁力の影響を受けない、非磁性オールアルミラック「RNCシリーズ」=写真=を発売した。

RNCシリーズは、非磁性で軽量なアルミニウム製のため、強力な電磁場の発生する環境下でも磁力の影響を受けない。さらに同社の従来製品から約20%軽量化し、重量制限のある設置場所にも対応する。

アルミ製のため錆びにくく、耐久性、耐薬品性に優れる。本体はアルミフレーム同士を溶接したアルミ溶接構造で強度が高く、耐震性能を考慮した設計になっている。

また、後板、側板はワンタッチで着脱できる構造で、機器の組み込みの際など、工具なしで簡単に着脱できる。

後ろ面から配線できるよう、下部は取り外しできる平面(コネクタープレート)になっており、底面は配線用に大きな開口部、上面は上面から配線できるようにケーブル入線用穴を設けている。

マウントフレームは、12・5ミリピッチで取り付け位置の変更が可能である。スリムな薄型530ミリ幅と、標準570ミリ幅の機種を用意している。

用途は、軽量であることから船舶、航空機、車載設備向け、さらに強電磁場が発生する装置のある医療機関や、実験/研究施設などの使用に適している。