チノー大型計装装置棟を建設需要増に対応、9月末完成

チノーは、大型計装装置の需要拡大に対応するため、藤岡事業所(群馬県)敷地内に専用工場棟を建設する。これまで億単位の大型計装装置はプレハブ建屋を建設し現地で組み上げてきたが、全計装部門が集結する藤岡事業所で生産できることから工期短縮と一貫生産が可能となる。完成は9月30日の予定。

同社は藤岡事業所を「モノづくり生産技術」の拠点と位置付け、2007年に用地を拡充し4万8584平方メートルの敷地を保有している。昨年来、全計装部門を集結し、機械加工技術・パネル生産技術など駆使し、計装内製化の拡大を図ってきている。

ただ、平衡室式カロリーメーターなど億単位の大型計装装置は、収納するプレハブ建屋を建設し、現場で組み上げていた。

現在、計装需要は順調に回復、今年度第1四半期は前年同期比で282%と大幅に伸長しており、受注増加に対応し延べ床面積415・5平方メートルの新計装工場を建設するもの。

新工場の完成時には、既存の工場棟と合わせ、延べ床面積4150・5平方メートルの規模になる。

新工場は、大型計装装置を組み上げるため、大型クレーンを使用できるよう天井を高くしてある。また、環境に配慮しLED照明の採用、防音・防振対策を施している。

同社は「大型計装装置を工場内で組み上げることが可能になり、生産効率の向上により引き渡しまでの工期を短縮できる。また、計装集結によるシナジー効果を一層確実なものとして、さらに計装事業の高付加価値化を図る」という。

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