緊急時の長時間電力供給に最適 東亜無線電機バッチリーにリチウムポリマーを採用蓄電・移動電源装置2機種発売

東亜無線電機(大阪市浪速区日本橋5―11―7、TEL06―6644―0117、江見一男社長)は、緊急時の長時間電力供給や電力の抑制・削減に最適な、蓄電・移動電源装置「Ade
POWER
TPS(TPSD)シリーズ」2機種8タイプを本格発売。

TPS(TPSD)シリーズは、蓄電バッテリーに大容量で安全性に優位なリチウムポリマーバッテリーを採用。蓄電容量は1kwhから、10kwhまで豊富なバリエーションをそろえており、蓄電装置、無停電電源装置(UPS)、さらに移動電源装置の3通りの使用が可能である。

充電時間は、通常のリチウム系バッテリーの場合、5kwhで8時間から10時間かかり、TPS(TPSD)シリーズの場合、約5時間で満充電し非常に短時間で充電ができる。

使用時間はTPS―5000の場合、標準型デスクトップパソコン(液晶モニター付き)で70時間以上使用可能、省電力タイプの液晶テレビ(42型)で、24時間以上視聴が可能である。

残量表示機能により、バッテリー残量が容易に確認できる。また、夜間に充電、昼間に使用することで電力需要ピーク時の補助電源として活用できる。

バッテリーのセルはコカム社製だが、内蔵のBMS、充電器、インバータはすべて同社の提携開発会社との独占連携のもと、同社のオリジナル開発で、自社工場で製造を行っており、顧客の要望に沿ったカスタム製作も可能である。

TPSシリーズは充電器内蔵タイプで、蓄電装置・UPSとして機能。TPSDシリーズは充電器分離型で、蓄電装置・移動電源装置兼用タイプ。標準タイプのバッテリー容量は、両シリーズとも1・0kwh/3・4kwh/5・0kwh/10kwh(特注タイプ)の4タイプ。内蔵インバータは、1・0kwh/3・4kwhが1・5kwh、5・0kwh/10kwhが3・0kwh。重量は約50キログラムから100キログラム、サイズはTPSシリーズが495×470×700ミリ、TPSDシリーズが495×470×700ミリ。価格は標準タイプで100万円から600万円。

同社では、従来の新規事業開発部を5月からパワーテクノシステム事業部に改称し、超高輝度LED照明とともに、TPS(TPSD)シリーズの販売を本格化しており大手電機メーカーの研究所、情報通信サービス企業、旅行代理店など、24時間電力が必要なところに採用されている。

同社では今後、3kwh、5kwhなど高容量クラスをターゲットに拡販を図る方針である。また、大容量リチウムポリマーバッテリーや、リチウムバッテリー専用の高速充電器も販売しており、将来的には太陽電池やスマートグリッド関係も視野に入れ、事業の拡大を図る方針である。

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