2011年わが社の経営戦略 尖った製品戦略で先行

当ビジネスユニットの2011年3月期売り上げは、前期比で大幅増になりそうだ。09年上期を底にしてかなりの勢いで回復してきており、特に半導体製造装置と電子部品実装機向けが回復したのが大きく、他にも海外も含め6業種向けの販売が最高になっている。これは当社の尖った、他社と差別化した製品開発戦略が功を奏しているのが大きい。高速制御と情報処理の両立に特化して技術を追求した結果、装置のタクトタイム向上に向けた問題点が浮き彫りになり、制御要素の各種「高速化」で解決することができた。この高速性制御技術は簡単に真似ができないため、コピー商品の開発なども難しいだろう。昨年11月、マシンコントローラFA―M3の新シリーズとしてVITESSE(ヴィテス)の販売を開始した。高速化設計思想「IPRS」に基づき、高速命令(基本3・75μs)をはじめ、高速処理(高速定周期100μs)、高速応答(割込み応答時間85μs)、高速スキャン(100Kステップ/1μs=従来比5倍)の究極の処理能力を実現。

また新制御方式「PIPS」で、ラダー命令実行処理と周辺処理を完全に分離することで、生産の高品質に繋がる高速安定性も可能にしている。

さらに、組み込みコントローラ「e―RT3
2・0」では、リアルタイムLinux
BSP
R2を昨年6月追加。

来期はこうした期待の製品を国内外に浸透を図っていく。当社製品の尖った部分の価値をユーザが抱える課題の解決・提案はもちろんのこと、ユーザも気づかないソリューションに向けユーザの懐に一歩入り込んで、共に解決・提案をすることで、次のテーマ探しも行っていく。

国内に重点を置いた販売比率も、IAシステム販売への展開を推進、15年までには海外比率を倍増させる計画も立てていく。

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