理光産業 生産体制効率化で受注増に対応 生産設備の拡充も今後検討

2010年12月8日

フロート、レベルスイッチメーカーの理光産業(大阪府富田林市中野町東2―2―52、TEL0721―26―0511、梅津卓式社長)は、自動車、工作機械などあらゆる分野において、グローバルで需要が拡大していることから、生産体制のさらなる効率化を進める。また、来年以降も需要が拡大することが予想されるため、受注状況を見ながら生産設備の増設も検討していく。

同社のフロートは、優れた耐熱性・耐候性・耐薬品性・耐油性を示し劣化しにくく、機械的強度と耐衝撃性に優れる。さらに比重が変わらず形状が自在で、あらゆる用途で使用されている。またレベルスイッチは、大容量のタンクから機器組み込み用まで、材質・機能・性能別に豊富なラインアップを誇る。

フロート、レベルスイッチ市場は、海外市場の伸びが著しく、特に中国、東南アジア地区の市場が急成長しており、同社への受注も増加している。

採用されている分野も自動車分野、工作機械分野、産業機器分野、オートメーションパーツなど、あらゆる産業分野でグローバルに成長している。

来年以降も中国や東南アジア、さらに振興国を中心に需要が急拡大することが見込まれることから、生産体制のさらなる効率化を図る。

効率化は、スクラップアンドビルドが中心となるが受注状況を見ながら、来年夏頃に生産設備の増強も検討していく。

同社ではここ数年、積極的に技術開発面、品質管理面、工場管理面などに取り組んできた。こうした企業姿勢が顧客から評価され、信頼度も高まった。こうしたことも受注増、売り上げ増に繋がっている。

また同社の製品は、装置・機器のパーツとして機能しており、ユーザーと共同で製品開発するケースが多く、最近ではアッセンブルパーツが増えている。同社では今後、レベルスイッチやフロートを基本に、アッセンブルパーツ事業の拡大を図る方針である。

梅津社長は「メーカーは市場の動向を読むことが重要である。常に次のステップや、どう進むべきかを考えなくてはならない。当社が取り組んでいる製品は、今後も様々な可能性が広がる要素がある。技術革新に取り組み、理光独自のイノベーションを展開していきたい」と今後の方針を語っている。