分岐点

作家の曽野綾子さんは、経営者になっても成功すると思った。どのような道に進んでも一流になれる資質を備えていると言い換えたほうがよいかもしれない。産経新聞に連載の「透明な歳月の光」で、チリの炭鉱事故で地下700メートルに閉じ込められている33人を取り上げていた。

普通は「大事故が発生したものだ。遭難者は避難所に逃れてよかった。早く救出して欲しい」程度の思考で止まる。曽野さんは「人間はすべき仕事がないと不満や恐怖の塊になる。感謝、生きる目標、受けるだけでなく与える機会、この3つを作れば、暗部にも微光は差すだろう」と、解を示している。

33人に役割をもたせ、地上に出てくるまでの具体的な生活を提案している。何よりも賢いと思ったのは「地下に居る間に木彫りでも籠網でもいいから仕事をして100万円位稼いで地上に出てきて欲しい」と“稼ぐ"視点を取り入れていることである。及びもつかない発想力だ。苦境に陥ってもリーダーシップを発揮できる人である。

不況で就職できない人が何百万人もいる世の中。雇用支援策が云々されているが、雇用も大切だが、いっそのこと100万人起業に目線を変えてみたい。老若男女問わず起業できる環境を整える。起業する人々が、環境に感謝し、生きる目標ができ、顧客の喜びを自分のものとして実感できたら、すばらしい社会が出現する。そんな甘い世の中ではないとの指摘を受けそうだが。

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