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着色の手間などが不要 テクノス 電場の変化で確実検出糊切れ検出装置を発売

テクノス(東京都港区芝4―2―3、tel03―3453―9111、山田吉郎社長)は、菓子箱や食品などの紙箱の糊代に糊が確実に付いているかを検知する「糊切れ検出装置274Q」を発売した。

独自開発の電場スキャン方式マイクロ・センサーにより、湿度や生産速度変化に影響されず確実に検知できる。

製函機で作られる紙箱の糊代検出には、糊に顔料を混合する色検知センサーや静電容量式センサーが使用されているが、着色の手間や湿度の影響を受ける問題があるとされている。

同社では、糊による電場の変化を読み取る電場スキャン方式のマイクロ・センサー274QSを開発、湿度や製函機の速度変化に左右されず正確に検知できる。

このほか(1)ボタン一つで自動設定(2)センサー間隔が25ミリと広く、ブランクがセンサーに接触することによる感度の低下を防止(3)従来センサーと比べ横幅が狭く製函機への取り付け自由度が向上―などの特徴を持っている。