ジェイティエンジニアリング 「2009年度代理店/S-パートナー会」開催 「Joyシリーズ」の必要性を実感

生産設備から生産管理・監視・制御、運用支援までトータルソリューション事業を展開するジェイティエンジニアリング(東京都墨田区横川1―17―7、tel03―5610―7601、田口敏夫社長)のシステムインテグレーション部(磯部正純取締役部長)は、パッケージソフトJoyシリーズ「2009年度代理店/SIパートナー会」を東京・有明ワシントンホテルで160人が参加しこのほど開催した。同会は2001年に発足以来10回目となるが、代理店・SIパートナーの参加者はJoyシリーズの必要性と普及の速さを改めて実感し、拡販へ取り組む意欲をかきたてた。

冒頭、磯部取締役システムインテグレーション部長は「99年にJoy
Wather、JoYSchedulerを発売し、昨年10周年を迎えることができ01年3月に代理店16社、SIパートナー33社の参加を得て第1回を開催した。現在は代理店様36社、SIパートナー128社と多くの企業に協力を頂いた」と感謝を述べ、「100年に一度の不況だが、ここにきて緩やかな回復基調にあるものの生産活動は2~3割低い水準で推移しており、設備投資も極めて低調である。Joyシリーズは1割弱落ち込んだが来年度挽回したい。バージョンアップし、より一層満足して頂ける商品、愛される商品を提供したい」とあいさつした。

続いて千房範臣企画開発担当次長から「Joyシリーズの10年を振り返って」と題し、開発当初からの想いや現在に至るまでについて説明が行われた。

JoYSchedulerは99年に発売、昨年12月にVer5・0をリリースした。また、07年に日別やシフト別を単位とした数量ベースの計画作成ツールJoYSchedulerCRP、昨年10月に単工程生産スケジューラJoYSchedulerSPを発売しバリエーションを拡大している。

JoYWatcherも99年に発売し、08年にSuiteとSuiteBA、今年2月にSuiteVer・5をリリースしてBAに続き、PA(計装)領域へ拡大。

このほか、JoYCoMES、JoYspcのバージョンアップも行って積極的なシリーズ強化・充実を図り、パッケージ販売数も増加の一途となっている。

その後、久々宮誠ソリューションチーム次長が今後の展開について説明し、今年度のパッケージ販売見込み、プロモーション活動、各シリーズの来年度の取り組みを詳細に語った。特に、機能アップ、教育・導入の支援サービス、プロモーション活動のほか、技術交流会、同行営業、情報共有化などを行い代理店・SIパートナーとの関係強化を図っていく姿勢を強調した。

恒例の基調講演は、フリープロデューサーの木村政雄氏が「不透明な時代をぶち破る、木村流オンリーワンのすすめ」と題して行い、同業者間競争から異業種間競争を勝ち抜く術について聞い
た。

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