制御機器業界はもっと夢と楽しさを 他業種とのコラボが未来を切り拓く もっとシステム提案を

モノ造りの視点での感想は

N氏
各社が「見える化」を主張していたが、もう少し分からない。

S氏
確かに、調達から出荷、メンテナンスまでのサプライチェーンを考えて見せなければいけないが、どこを見える化するのか分からなかった。

N氏
サプライチェーンで全部が見えるのではなく、部分しか見える化をしていないし、制御機器がどこに関与しているかを強調して欲しかった。

S氏
その点では、環境、安全も一緒だ。安全でいえば、機械、機能、労働があるが、方向性が見えなかった。環境では、電気でも照明、空調、動力などいろいろな分野がある。電気だけでなく水、ガスもある。われわれはここの見える化をやるのだということを訴求して欲しかった。

N氏
現在は、産業構造が変わろうとしている時期で、業界自身が決めかねている。制御はなくせないしなくならないものだが、どう変わっていくのか、どう変えていくのか、自分でどう変わるのか見えていない。シーケンス制御は、ズッと制御業界が中心に引っ張ってきた。今は後追いだ。インパクト、イノベーションを感じさせるものが欲しい。

S氏
モーションコントロールは良かった。アプリケーションから機器に戻りイノベーションという面を強調していた。

N氏
アプリケーションに対してのソリューションがあったが、Ethernetベースになると感じた。

S氏
私もそう見えた。ただ、デバイスレベルでインテリジェンスが、そこまで必要なのか考えさせられた面もある。

N氏
今回の展示では、デバイスレベルが少ない。もっと多く出展して欲しい。各デバイスを組み合わせたものもなかった。

S氏
主催者も恐らくデバイス出展について魅力あるものにしたいと思う一方で、モノ造りのコンセプトがないと来場者が少なくなる。非常に企画運営は難しい。

N氏
デバイス分野と、まとめる分野が一緒になった展示が可能であれば目を引く。例えば、このラインをこうしたいがという来場者にそのシステムを提案、あるいは方向性を示す提案が欲しい。これにはエンジニアリングの要素も入ってくるが…。

S氏
お客様が困っているものを解決できるシステムを提案する姿勢が弱まっているようだ。

N氏
前回は、アプリケーションに近い形で出展していた会社が今回はその形式をとっていない。
日本の製造業の方向は

S氏
モノ造りの高度なものは日本がマザー工場となる。生産技術でクリアしないといけない課題は日本が行う。そして海外に設備を持っていく。産業構造も大きく変わるであろう。

N氏
すでにいわれていることだが、産業構造でいえば、労働集約型は海外にシフトされ、知識集約型産業に替わる。日本人の特質を活かすことにもなる。生産技術分野は、日本人の特質を発揮できる。ハイレベルのエンジニアが重宝がられる。

S氏
イギリスが品質・環境で上手いビジネスモデルを作ったが、日本は応用できないものだろうか。知識そのものがビジネスモデルになるような…。

N氏
日本は、小さいところに世界を作る分野は有利である。例えば、箱庭とか盆栽とかで代表される文化である。

S氏
自動車、電機はコモディティー化する。例えば、モーターならどこの製品でも良いとなる。その点で、日本は弱い。

N氏
液晶やプラズマ素材の8割は日本製といわれる分野がある。素材の分野では日本はリーダーになれる。モーターの仕組み自体も変えられるところで、ハイテクを目指すのが日本の進路である。モーターの原理は古いし変わっていないが、構造的に変えられないなら制御で全く従来と違う方法があるはず。

機械安全も同じだ。機能安全は制御そのものであり、機能安全はどうあるべきか、業界が言い出してよい。現在は欧州発信なので制御機器は故障するなど信用していないが、われわれは日本発信をもっとすべきである。

S氏
機械安全、機能安全だけでなく、先ほども言ったように労働安全を入れないといけない。制御はどこに入るのか考えてやっていくべきであろう。

N氏
制御から見た、3つのあるべきコンセプトをつくっていくと、日本はこの分野でもリーダーになれる。

S氏
所轄も異なる。労働安全はILOである。統一的なコンセプトの難しさはある。

関連記事

Our Partners

工場・設備投資

人事

市況・マーケット

Our Partners

ページ上部へ戻る