積水化学工業、滋賀県甲賀市の滋賀水口工場でポリビニルアセタール樹脂の生産能力を増強

積水化学工業の高機能プラスチックスカンパニーは、滋賀水口工場(滋賀県甲賀市水口町泉1259の)でポリビニルアセタール樹脂の生産能力を増強する。
ポリビニルアセタール樹脂は各種バインダー、接着剤、インク、塗料など幅広い用途で使われ、同社は電子部品向けセラミックバインダー用途では世界トップシェアを持っている。パソコン、スマートフォンなどの電子機器用途に加えEV車などをはじめとした車載電子部品の増加にともなって需要は急速に拡大しており、今回の生産能力増強はこれに合わせたものとなる。
増産開始は2025年度第4四半期(2026年1~3月)を予定している。投資額約20億円。

https://www.sekisui.co.jp/news/2023/1388134_40075.html