オートメーション新聞の過去発行号が無料で読めるバックナンバーを公開中!詳細はこちら

星和電機、防爆形カメラ付LED透視灯を発売 遠隔監視で工場効率化に貢献

星和電機は、透視灯にカメラ機能を内蔵した「防爆形カメラ付LED透視灯」を発売する。新製品は、石油・化学プラントをはじめとする各種工場で使われる反応槽や攪拌機、タンクなどの内部を遠隔で監視でき、省力化や作業効率向上により生産性向上に貢献する。2025年7月18日に受注を開始する。
同製品は、従来の透視灯と同様の設置スペースで容易に遠隔監視機能を付加する。暗いタンク内を照明で明るく照らし、内蔵カメラで撮影した映像を離れた場所からリアルタイムで確認できるため、タンク設置場所への移動や目視確認が不要となる。
また、透視灯とカメラが一体化しているため、カメラ用ののぞき窓が不要となり、のぞき窓を有効活用できる。防爆エリア(ゾーン1・2)にも対応し、爆発性ガスグループⅡB+H₂で水素ガスにも対応可能。標準装備のルーバーにより、光源とカメラの位置が近接していても、のぞき窓からの反射による映り込みを低減し、タンク内部の視認性を高める工夫も施されている。
防爆形カメラ付LED透視灯「KZTP」と、非危険場所向けの密閉形カメラ付LED透視灯「KCTP」をラインナップしている。

https://www.seiwa.co.jp/news/docs/newsrelease_20250701_tousito.pdf