
富士電機は、同社WEBサイトで開発ストーリー「世界最小クラスで高性能と低コストを実現! 超音波流量計は省エネのマストアイテム」を公開した。省エネや脱炭素への要求が高まる中、半導体工場やビルの空調など、これまで設置が難しかった細い配管にも対応する超音波流量計「S-Flow」の開発秘話を紹介している。
記事では、開発リーダーの木代氏をはじめとする担当者たちが、機器の一体化による小型化や回路の簡素化といった課題に挑んだ過程を描写。試作品で発生した測定精度の問題や熱問題に対し、センサの相性を見極める工夫や、コスト増を乗り越えた回路追加といった決断で業界トップクラスの性能を実現した。開発者の苦悩やひらめきの瞬間、若手社員の成長なども伝えている。