オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

日本精工、NSKステアリング&コントロールを子会社化へ JIS保有株式取得

日本精工(NSK)は、同社の持分法適用関連会社であるNSKステアリング&コントロールの株式を、ジャパン・インダストリアル・ソリューションズ第参号投資事業有限責任組合(JIS)から取得し、連結子会社化する。これによりNS&Cとその子会社のNSKステアリングシステムズは、NSKの連結子会社となる予定。
NS&Cは、NSKのステアリング事業をグローバルに統括する会社で、元々はNSKの連結子会社だったが、2023年8月1日以降はJISが議決権の50.1%、NSKが49.9%を保有する持分法適用関連会社となっていた。新体制のもと、収益性改善に向けた構造改革やスタンド・アローン化の推進などに取り組み、2024年度にはNS&C連結ベースで黒字化を達成するなど、収益体質の改善が実現していた。
近年の自動車部品業界を取り巻く環境が変化し、これまで以上に機動的な対応が求められることから、NSKはJISと協議の上、NS&Cの株式を再度取得し連結子会社とすることを決定。今後はNSK主導で、残る改善施策である「ストラテジック・パートナーとのアライアンスの検討」に取り組む。NSKは、NS&Cを連結子会社とした後も、NSKグループ内でスタンド・アローン体制を維持し、さらなる体質強化を進める。

https://www.nsk.com/jp-ja/company/news/2025/Notice-Concerning-Equity-Method-Affiliates–transfer-to-Consolidated-Subsidiary-

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