オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

SUMINOE、タイ子会社に合成皮革仕上げライン新設へ 投資額1.6億円、グローバル供給体制強化

SUMINOE(旧社名:住江織物)は、タイ子会社のT.C.H. Suminoe Co., Ltd.(TCHS)に自動車内装材向けの合成皮革仕上げラインを新設する。投資金額は約1.6億円を予定している。
同グループの自動車内装事業は、天井材からフロアカーペットまでトータルで供給できることを強みとしており、今回の投資により合成皮革の提案体制を整備し、さらなる受注拡大を目指す。
新ラインは、TCHSの拠点があるタイ国アユタヤ県バンパイン工業団地内に設置。メキシコの自社工場や日本・中国などのグローバル拠点と連携し、市場の拡大や中国市場における地政学リスクなどに対応することで、合成皮革事業の受注拡大と収益確保を推進する。
2025年6月から2026年1月にかけて設備の製作・設置を行い、2026年2月に設備設置を完了、同年4月に試運転を開始する予定。

https://suminoe.co.jp/uploads/2025/04/20250411_thai.pdf