
オムロンは、技術論文誌「OMRON TECHNICS」の最新号(2025年169号)を公開した。
最新号の特集テーマは「デジタル化社会の実現に向けたオムロンのDX推進技術」とし、巻頭言としてオムロン技術・知財本部の松原大典氏が「モノづくり現場におけるオムロンのDX推進の取り組み」を紹介。北海道大学の五十嵐一名誉教授と長崎大学の大友佳嗣助教による「物理モデルとデータ駆動モデル」と題した寄稿文などを掲載。特集論文では、セル生産ラインにおけるロボット制御プログラムの生成手法や、サーボドライバのパラメータ調整技術、製造現場での機械学習運用におけるコンセプトドリフト検知手法、組み込みAIの実現性検討など、多岐にわたる研究成果を紹介している。