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オリエンタルモーター、中空シャフト採用「αSTEP AZシリーズ」新モデル発売 エア吸着機構の設計簡略化へ

オリエンタルモーターは、小型バッテリレスのアブソリュートセンサを搭載したステッピングモータ「αSTEP AZ シリーズ」について、シャフトに中空加工を施した標準タイプ シャフト中空モデルを発売した。
新モデルは、中空シャフトにエア配管を直結して使える構造により、従来のステッピングモーター使用時に必要だったベルトやプーリーといった部品を削減でき、開発期間の短縮やコスト削減ができ、装置の省スペース化も実現。またモーター本体は70gと軽量で、ロボットのエンドエフェクタなどに搭載した際のタクトタイム向上も可能。電源電圧はDC24VとDC48Vの両方に対応し、DC48Vで使用することで高速回転時のトルクが向上する。
ラインナップとして、取付角寸法20mmの「AZME14B2K」(励磁最大静止トルク0.02N・m、定価3万6500円)と、同28mmの「AZME24B2K」(同0.095N・m)を用意。対応ドライバもEtherCAT、EtherNet/IP、PROFINETなど各種ネットワーク対応品やパルス列入力タイプなどを展開している。

https://www.orientalmotor.co.jp/ja/news/newproducts/20250414-az-hollow-shaft