武蔵精密工業のグループ会社である武蔵エナジーソリューションズは、ハイブリッドスーパーキャパシタ(HSC)の増産に向け、山梨県南アルプス市に新工場を建設する。
HSCは、AIデータセンターの電力課題解決や次世代大型商用電動車のエネルギー効率最適化など、幅広い用途で需要拡大が見込まれている。
新工場は敷地面積は約3万9891平方メートル、地上2階鉄骨造で延べ床面積は約1万288平方メートル。2025年4月1日に着工し、旺盛な需要に対応するため、予定を前倒しして2026年9月の操業開始を目指す。HSCの生産能力は年間500万セルを計画している。