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山善TFS支社、新大阪に協働ロボットテストラボをオープン

山善トータル・ファクトリー・ソリューション支社(TFS支社)は、大阪府淀川区の新大阪駅近隣に、協働ロボットのトライアル施設となる「協働ロボットテストラボ」をオープンした。 
同施設は、それまで本社ビル内にあったデモや試運転ができるトライアル施設を移転し、スペースを拡張・機能を充実して再オープンしたもの。面積は308平方メートルあり、ワークテストルーム1室とトレーニングルーム2室、コミュニティスペースで構成されている。
ワークテストルームは、動作速度や可搬重量などを実機で事前にテストできる部屋で、3Dプリンタを常設し、ワークに合わせたハンドの爪や補助器具を製作してテスト可能。室内はカメラを複数台設置し、遠隔地のユーザーでもリモートでのテスト確認ができるようになっている。
トレーニングルームは、導入した顧客に対して操作トレーニングを行うための部屋で、産業用ロボット安全特別教育も実施できる。
コミュニティスペースは、顧客とロボットメーカー、周辺機器メーカー、SIerが集って情報交換や共創するためのスペースで、テックマンのTECHMAN AI協働ロボットSシリーズ、ファナックのCRX-10iA、ABBの双腕ロボットYuMi、ABBのGoFaの4台の協働ロボットを設置して操作体験ができるようになっている。

https://www.yamazen.co.jp/news/entry-2139.html