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三菱電機とモベンシスが協業 ソフトモーション技術でACサーボ事業とモーションコントロール事業を強化

三菱電機は、ソフトウェアベースのモーションコントロールの開発・製造を行っているモベンシスと、AC サーボ事業とモーションコントロール事業の拡大を目的に協業し、関係強化のためモベンシスへ出資を行う。
近年、半導体製造装置や電子部品製造装置などを中心に、産業用コンピューターを使ってモーションコントロールを行う市場が急速に拡大。産業用コンピューターに採用されるCPUも急激に進化し、複数モーターの高速同期制御など、より高度なモーションコントロールができるようになっている。
こうした背景のなか、モベンシスは、汎用のCPUを使って特別なハードウエアを準備することなく高速同期通信を基にしたリアルタイム制御を安定的に実現する独自技術を持ち、パソコンで ACサーボモータを制御するモーションコントロールソフトウエアをアジアを中心に販売している。
今回の協業により、三菱電機はモベンシスがもつ技術や製品提案力を活用して半導体製造装置を含む様々な分野におけるACサーボ事業拡大を進め、モベンシスは、三菱電機が持つグローバルな販売網を活用して、特定のハードウエアに依存せず多軸同期制御を行うソフトモーション製品のさらなる販路拡大を目指す。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/news/2023/0522.pdf