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日東工業、2Q決算 増収減益 原材料価格高騰の影響厳しく 通期予想を下方修正

日東工業の2023年3月期第2四半期決算は、売上高は前年同期比7.5%増の656億100万円、営業利益は44.4%減の21億7100万円、純利益は35.2%減の16億9800万円。原材料価格高騰の影響を強く受けたことで増収減益となった。
セグメント別では、電気・情報インフラ関連 製造・工事・サービス関連の配電盤部門は、設備投資の持ち直しにより配電盤・分電盤の売上増で増収。キャビネット部門は、太陽光発電向けと5G関連の売上減によって減収。遮断器・開閉器・パーツ・その他部門は、部材調達難があったが熱関連機器やEV用充電スタンドの売上が増加して増収。工事・サービス部門は工場やオフィスのレイアウト変更などに関わる電気工事の売上が増加して増収となった。電気・情報インフラ 流通事業は、ネットワーク部材の売上が増加して増収。電子部品関連 製造事業は、EMC関連製品等の売上が増加して増収となった。
通期予想では、原材料価格の高騰等による影響は大きいことから、売上高は760億円、営業利益は53億円、純利益は100億円へと下方修正した。

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