
食品メーカーの昭和産業は、千葉県船橋市の船橋工場内に新設した船橋プレミックス第2工場(船橋市日の出2-20-2)の操業を開始した。
今後、家庭用に加えて業務用でも数百から2kg程度の小袋製品の需要拡大が見込まれており、船橋プレミックス工場はホットケーキミックスやお好み焼き粉、たこ焼き粉、天ぷら粉などプレミックスの小袋製品の生産に特化し、包装設備9ラインを有する工場となる。労働力不足対策や価格競争力の確保のため、最新の自動化設備やIoTを活用し、高い生産性と省人化、生産リードタイムの短縮を進めている。
生産能力は、以前の人手作業中心だったラインに比べて、約2倍となる年間2万8000トンとなる見通し。また隣接するRD&Eセンター(2016年開設)と連携して研究・開発・生産技術一体となっている。
鉄骨造5回建てで、延べ床面積は1万1000平方メートル。投資金額は62億円。