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KEPが「香港・華南視察ミッション」16人参加

KEP(近畿電子部品卸商組合、岡本弘理事長)は、「香港・華南エレクトロニクス視察ミッション2011」を10月12日から4日間行い、KEP会員を中心に計16人が参加した。訪問したのは香港サイエンスパーク、香港エレクトロニクス・フェア会場、広東省東莞市の東莞市工業団地と現地の企業など。

香港サイエンスパークは、2001年に完成した香港政府100%出資のアジア最先端の研究開発型工業団地で、欧米系や日系の最先端技術を持つ有力企業がR&D拠点を構えている。

さらに香港の有名大学と企業が産学協同で最先端技術を研究開発しており、オムロン、富士通、デュポン、Philips、SAE(TDKの子会社)、BYDなど約300社が入居している。同パークの中心であるサイエンスセンターを訪ねたあと、SEAを訪問。SEAは、ハードディスク装置用の磁気記録ヘッドでは最大のメーカー。

東莞市では、LED照明などの製造のヴィテック・ホールディングス、樹脂基板製造の広東生益科技股〓有限公司などを訪問した。

また、東莞視察中には地元のテレビ局がKEP一行を取材するなど、現地の関係者もKEP視察に関心を持っていた。岡本理事長は「世界の最先端技術を持つ企業や、大規模な展示会を間近に視察でき、非常に有意義なミッションとなった」と語っている。