オムロンは、高低差50センチごとの気圧変化を正確に検知する「絶対圧センサ」=写真=を7月29日から発売した。オープン価格。2015年の販売目標を6億円としている。 絶対圧センサは、CMOS回路部とMEMSセンサ部を一体化し、パッケージサイズ縦3・8ミリ×横3・8ミリ×厚み0・92ミリ、チップサイズ縦1・9ミリ×横1・9ミリ×厚み0・5ミリと小型実装を実現。 モバイル機器など小型機器への搭載が容易である。 50センチの高低差の気圧変化に相当する6Paの相対圧力精度と、0・06Pa(5ミリ相当)の高分解能を有し、300~1100hPaの広い検出範囲を持つ。さらに、0・3~9・0uAの低消費電流で電池の長寿命化に貢献する。 活動量計に搭載することで、これまで困難であった階段の上り下りなど、高低差のある運動の計測が可能で、より正確な消費カロリーを算出する。