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トヨタやスズキ、ヤマハなど 日本式ものづくり学校 インドに開校

経済成長著しいインドで、日本の製造手法を学ぶ「日本式ものづくり学校」がスタートした。

日本式ものづくり学校は、日本企業がインドの若者に対して製造現場に必要な規律・心構えや実践的な技能を直接指導し、将来の現場リーダーを育成する学校として、これまでに4校が開設されている。

スズキはグジャラート州メーサナにMaruti Suzuki JIMを開設し、420人が学んでいる。トヨタ自動車によるToyota Technical Instituteはカルナタカ州バンガロールに開校し、3年コースに64人が参加。ダイキン工業のDaikin Japanese Institute of Manufacturing Excellenceはラジャスタン州ニムラナにあり、2年コースで31人が在籍している。ヤマハ発動機のYAMAHA MOTOR NTTF Training Centerはタミル・ナドゥ州チェンナイで7月に開校。4年コース40人が学んでいる。今年中には日立建機、18年夏に豊田通商が開校を予定している。

また、日本企業がインド国内大学に、製造業分野の実践的な専門教育を提供する寄付講座も開校。明電舎が主体となり、アンドラ・プラデシュ州ビドゥヤナガーのN・B・R・K
Institute of Science&Technology大学で、学生100人に対して約50時間の講義を行っている。