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キヤノンITS ビッグデータ可視化ツール販売開始 専門知識いらず簡単操作

キヤノンITソリューションズ(東京都品川区)は、産業オートメーション向けトータルソリューション「Woderware(ワンダーウェア)」と、サイバネットシステムのビッグデータ可視化ツール「BIGDAT@Viewer(ビッグデータビューア)」を連携し、収集、蓄積した産業用ビッグデータを活用するツールとして提供を開始している。

BIGDAT@Viewerは、統計解析や多変量解析の高度な専門知識がなくとも、直感的なインターフェースと簡単な操作性で、ビッグデータの可視化・分析を行うことができる。

BIツール等で特定のデータ項目の詳細分析を行う前段階で可視化を行い、気付きや仮説立案を支援するデータの0次分析を実施。Webブラウザから操作でき、複数ユーザーでの利用も可能。生産ラインにおける問題の早期原因究明の手助けや、集積したデータから効率化手法を導き出し、生産性の向上を支援するソリューションを提供することもできる。価格は初年度保守料込みで576万円。

同社はWoderwareを中核とするファクトリーオートメーションソリューション事業全体で2020年に売上高7億円を目指している。