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東芝 デスクトップタイプ産業用コンピュータの新モデル 処理性能、4倍に向上

東芝は、産業用コンピュータでデスクトップタイプの新モデル「FA3100SS
model
1000」を13日から販売開始した。

新製品は、実績あるスリムタイプのFA2100SSとラックマウントタイプ(2Uサイズ)のFR2100SSのプラットフォームを継承しながら、CPUに第3世代インテル
Core
i7
3615QEプロセッサ(2・3GHZ)を搭載し、処理性能を同社従来機種比約4倍向上させている。

また、Mobile
Intel
HM76
ExpressチップセットとECC機能付きの高速メモリ(最大16GB)を採用し、高速データ転送を実現している。

さらに、CPU・チップセット内蔵グラフィック機能の搭載や、拡張ディスプレイ機能、およびクローンディスプレイ機能などのマルチディスプレイ表示が可能となっている。

そのほか、冷却性能は吸気ファンを前面に2つ、排気ファンを背面に1つ配置し、CPUクーラーファンを使用せずにCPUのヒートシンクに吸気ファンからの吸気を直接当てて冷却するとともに、本体内部の熱の流れを分散することで冷却性能を強化、ECC付き高信頼性メモリ、ハードウェア内部を監視するRAS機能、ホットスワップ対応の実績あるRAIDディスクを採用、などの特徴を持つ。

規格は、オプションでCEマーキング、UL認証、CCC中国強制製品認証、RoHS指令準拠などの環境規格に対応可能。

放送、通信、上下水道、交通、電力などさまざまな社会インフラシステムなどの用途に最適。