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アルプス電気・IBM センサモジュールとクラウドで連携 企業の短期参入を支援

アルプス電気は、日本アイ・ビー・エム(IBM)が提供するPaaS「IBM Bluemix(ブルーミックス)」を採用し、複数のセンサと通信モジュールを1パッケージにした「IoTスマート・モジュール」とクラウド連携による新たなIoTシステムを提供する。

同製品は、コンパクトな筐体(きょうたい)内に、気圧と温湿度、照度などの環境情報を検知できる複数のセンサと、無線通信機能を備えたモジュール。IBM Bluemixと連携することで、センサデバイスの接続、制御、センサから出力されるデータの収集、管理、IoTイベントの処理フローの作成など、IoTアプリケーションに必要なソリューションを包括的に提供でき、データ活用がより容易になる。

Bluetooth Smartに対応し、6軸検知ができる小型の「センサネットワークモジュール」と、920MHz帯に対応し防水防塵(ぼうじん)設計で屋外設置できる「環境センサモジュール」の2シリーズをラインアップ。

IBM Bluemixと連携するゲートウェイを開発キットとして提供し、住環境のモニタリングや健康管理、インフラ設備の監視など、幅広い用途に応用できる。