【FA各社トップが語る2026】NKE「現場の自動化を身近に、提案力強化で挑む」代表取締役社長 中村 道一

2025年度上期は、設備投資判断に慎重さが求められる中、協業や新製品投入など前向きな取り組みで次の一手を見極める1年となった。

広島の企業と協業し、垂直搬送機や大型トラバースユニット、伸縮コンベアなど、当社だけでは難しかった搬送ニーズに応えられる体制を構築した。また「海外営業グループ」を立ち上げ、中国子会社GNKEとの連携を強化。初期段階から技術部門と連携できる体制を整え、構想設計や見積回答、納期対応のスピードが上がった。現在は、国内実績をさらに深め、海外拠点への展開やトレーチェンジャー・食品・医療用コンベアなど海外製品の国内展開にも積極的に取り組んでいる。

製品面では、チェーンコンベアのテンション調整工数を大幅に削減できる「オートテンション機構」が、京都中小企業優秀技術賞を受賞した。またエアチャック「UltraForce」シリーズは、把持性能指標GPIで従来比3倍以上の高性能を達成。小型・省エネながら高い把持力を発揮し、当社の技術力を象徴する製品となった。

2026年は、自動車業界の回復、人手不足を背景とした省人化・自動化投資が活発化していくと見ている。搬送機器・自動化機器メーカーである当社に対しても、現場の効率化や省人化対応への期待の高まりを感じる。 AMR/AGV関連も製造現場の柔軟性やレジリエンス強化から注目度は高く、搬送工程の最適化を含む構想段階からの相談が本格化してくる。 販売店・代理店との連携を一層強化し、各社が扱うAMRや協働ロボットと当社製品を組み合わせたソリューション提案を広げ、全国展開するキャラバンカーを使ったUltraForceの実機デモも全国に展開し、製品優位性の訴求を強化する。

「現場の自動化をもっと身近にする」に向け、柔軟かつ前向きに挑戦を続ける。

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