パナソニック、電動工具事業をマキタに譲受

パナソニック エレクトリックワークス社(PEW)は、2026年度中に電動工具事業をマキタに譲受する。
PEWは、パワーツール製品(工場および建築向け締付機器、工場関連IoTソリューション等)の開発・製造・販売を行う電動工具事業を会社分割により承継会社に移管し、その後、発行済株式のすべてをマキタに譲受。海外に所在するパナソニックグループの関係会社が有する同事業に関する製造・販売機能の一部についてもマキタの関係会社へ移管する。
PEWは、1979年の設立で、同年に日本初の充電式電動工具を発売し、2004年にはインパクトドライバーにブラシレスモータを初めて搭載、2008年にはトルク制御機能付きインパクトドライバー、2021年にはトルク計測インパクトレンチを発売するなど、独自技術を通じた電気工事のプロ向けツールを提供してきた。また近年は組立製造工場ライン市場への本格参入を進めていた。
一方でパナソニックはグループとして電気設備とデジタル技術を中心としたソリューション事業に注力しており、電動工具事業を成長させるにはグローバルで業界トップクラスの顧客基盤、販売・サービス網、多様な商材を持つマキタの事業運営力と、両社の技術力を融合することが最善と判断した。