村田製作所、予知保全向け振動センサ「PKGM-210D-R」発売 20kHzの高周波検知が可能

村田製作所は、可聴域上限である20kHzまでの高周波領域を検知可能なSMD(表面実装)タイプの、予知保全向け振動センサデバイス「PKGM-210D-R」を発売した。
回転機械のベアリングやモーターでは、故障が深刻化する前段階として20kHz付近で微細な異常振動が発生するが、高周波領域を含めた広帯域での測定は機器からの不要な振動・ノイズの影響を受けやすく、安定的に高周波領域まで広帯域で測定可能な振動センサが限られていた。
それに対し同製品は、圧電セラミック技術と回路パッケージング技術を融合させることで可聴域の上限である20kHzまでの振動検知を実現し、従来は熟練技術者の聴覚検査に頼っていた高周波領域の検知をデジタルで可能にした。これにより設備トラブルの早期予知、ダウンタイムの低減、保全時期の最適化による部品の長寿命化に貢献する。
製品サイズは5.0×5.0×3.5mmと小型で、既存設備への後付けやモーター部品への直接組み込みが容易。温度センサも内蔵し、振動と同時に異常発熱の検出も可能。出力方式は汎用性の高いシングルアナログ出力を採用しており、電源電圧は3.0から5.2Vに対応する。

https://www.murata.com/ja-jp/news/sensor/vibration/2026/0310

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