オプテックス・エフエー 第12回「現場川柳」受賞作品が決定 大賞は「あの夏の 応急処置が 冬を越す」(ちゅんすけさん)1万2000超の応募 現場の悲哀を川柳に


オプテックス・エフエーによる川柳コンテスト「現場川柳」の第12回目の受賞作品が決定し、ちゅんすけさんの「あの夏の 応急処置が 冬を越す」が最高賞となる大賞に選ばれた。
「現場川柳」は、産業用センサメーカーのオプテックス・エフエーが定めた「センサの日(10月3日)」を記念して、毎年10月3日から約2カ月間にわたって、ものづくりに関わる製造・開発設計・物流・営業などのあらゆる“現場”にまつわる川柳を募集する企画。12回目となる今回は1万2472作品の応募があり、大賞(1作品)と見ル野賞(1作品)、優秀賞(3作品)、入賞(10作品)を選出した。
大賞は「あの夏の 応急処置が 冬を越す」(ちゅんすけさん)。夏に装置がトラブルが出て、とりあえず応急処置として対応したものが、予算の都合上そのまま修理をされない状態のまま冬を越してしまった時の現場の悲哀について、事務局は「『季節の移ろい』と『現場あるある』の組み合わせが絶妙に切なさを感じさせる秀逸な一句です」と高く評価した。
優秀賞3作品は、ものづくりを仕事としている人の欲望をうまく言い得た「他社製品 買いたい欲と 解体欲」(楽渦さん)、その場の情景が想像でき、ハイと灰の落差を表す技巧が見事な「納期終え 上司はハイに 部下灰に」(新月兎さん)、部品が来ない困る状況をどこか楽しんでいるような軽妙な一句と評価された「部品来ず おかげで川柳 大増産」(せみさんさん)が受賞。
特別選考委員で元エンジニア漫画家の見ル野 栄司(みるのえいじ)氏が選ぶ「見ル野賞」には「廃材で 庭にSASUKEの ミニセット」(新月兎さん)を選出。見ル野氏は「会社でいらなくなったものって結構もったいないんですよね!こういう使い方なら一石二鳥!」とコメントしている。
第13回は、2026年10月3日から作品募集を実施する予定としている。