【FA各社トップが語る2026】福西電機「現場のソリューション力とデジタルの連携強化」代表取締役社長 福西電機

2025年度は、生産設備や半導体製造装置関係の需要が低迷する一方で、産業用PCやネットワーク機器、ビジョン関連、製造委託ビジネスは着実に推進している。
遠隔監視や省力化、省人化といったニーズに対し各商材を展開したのをはじめ、制御盤の構成部材による機能向上やコスト低減の提案が受注増加に寄与した。また、新たな取り組みとして、社会課題であるサイバーセキュリティ対策をキーワードに、欧州CRA対策やJC-STARラベリング制度に即したビジネスを開始した。
2026年は、AIやデータセンター向けの半導体関連の立ち上がりは期待されるものの、直近の状況を鑑みると楽観はできない。一方で、エネルギーや情報セキュリティに関するビジネスは堅調に拡大すると予測している。
そのなかで情報セキュリティは、ハード面だけでなく、コンサルティング的なアプローチによるソフト面への注力も進める。製造委託ビジネスについても、人的リソースや仕入先のネットワークを強化し、受注力を高めていく方針だ。手はじめに1月21日からのインターネプコン ジャパンへ出展し、画像、生産管理、ネットワークセキュリティ、制御盤アウトソーシングの各ソリューションを提案した。
製品・サービス面では、CRAやJC-STAR関連のビジネス拡大のほか、スマート保安などの非FA分野におけるデジタル化需要の取り込み、リレーなどエネルギー分野での高容量系制御商材の展開を加速させる。
当社の強みである現場のソリューション力と技術支援部隊であるデジタルソリューション部の連携を強化し、単なる物売りの目線ではなく、コンサルティング的な営業活動を通じて顧客の要望に対する最適解を導き出し、取引先と共に成長する1年としたい。