【FA各社トップが語る2026】キムラ電機「創業100周年を前に社内体制を強化」代表取締役社長 藤岡 利之

2025年度は、顧客側での在庫調整局面がようやく解消に向かい、受注が着実に回復基調に戻りつつあり、好調に推移している。特に電力や鉄道といった社会インフラ関連の案件が業績を力強く下支えしており、売上高は前年比110%、営業利益は同180%という大幅な増益を達成する見込みだ。利益面での改善も著しく進んでいる。

「省配線ターミナル」や「ネジなし端子台」、「海外規格ヒューズ台」、「対環境端子台」を重点拡販製品と位置付け、標準品のPRに注力したことが功を奏した。主力の端子台や表示灯なども全般的に堅調な動きを見せ、底堅い需要を取り込むことに成功している。

2026年の見通しについては、受注環境には依然として弱含みな部分が残っており、不透明感が残っている。そのなかで確実な需要獲得が求められる一年となる。

引き続き重点製品を軸に新規需要の開拓をさらに推し進める。特に設備の更新需要期に入っているインフラ系ユーザーに対しては、標準品に加えカスタム品の提案にも注力し、顧客の個別の課題に入り込んだ営業を展開していく。

2027年には創業100周年という大きな節目を迎える。経営理念である「優親速廉(ゆうしんそくれん)」に基づき、キムデンブランドに親しみを感じてもらいつつ、優れた製品をスピーディーで求めやすい価格で提供し続けるため、さらなる社内体制の強化に努めていく。

https://www.kimden.co.jp

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