【FA各社トップが語る2026】マコメ研究所「新検出素子と建機分野開拓で増収増益へ」代表取締役社長 沖村 文彦

2025年度(11月決算)は、まずまずの結果を残すことができた。営業利益も前期の落ち込みからの反動で通常に戻った形ではあったが、期首に掲げた目標を達成することができた。
地震観測装置や船舶用センサーといった公共事業案件が集中した上期は好調に推移したが、下期は軟調だった。モータースポーツ向けや特定企業向け量産品の終了というマイナス要因もあったが、全体として大きな落ち込みは回避できた。
販売施策では、建機分野への本格参入に向けてアピールするため「国際建設測量展」に初めて出展した。多くの問い合わせを獲得でき、出展成果も出すことができて手応えを感じている。また、昨年リリースした新製品(MRE、MRP)は顧客評価が高く、順調に出荷が始まり、今後に期待が持てる。
2026年の見通しは、期待を込めて「明るい」とする。引き続き建設分野の展示会への出展やプライベート展示会を開催し、新規顧客の獲得を目指す。そこで得た新たな引合案件を具体化するための活動に尽力する。また10年ぶりにホームページの全面刷新を予定している。MRP、MRE、傾斜計、普及版MPセンサーを販売強化製品として積極的に活動する。
開発面では、新たな検出素子を搭載したガイドセンサーやMPセンサーの年内リリースを目指す。この検出素子にはあらゆる可能性を感じており大いに期待している。
早期に市場投入し、新規顧客と新規マーケットを開拓したい。また、建機土木向けの悪環境での使用を想定した堅牢な製品開発や、CAN通信対応、公立大学との極低温環境向け近接スイッチの共同開発も引き続き推進する。
製品開発や生産に加え製造拠点の改修や人材確保への投資も継続する。ユニークかつ高性能な製品を創出し産業界に一目置かれる企業を目指す。今期も増収増益を目標に取り組んでいく。




