【FA各社トップが語る2026】サンミューロン「DXで資源の壁を超える」代表取締役社長 川島 敬介

2025年度の業績は、前年比で約110%と堅調に推移する見込みだ。ここ数年、業界の課題であった市場の滞留在庫は解消されたが、一方で受注予測が立てにくいという新たな局面も迎えている。昨年、最も注力したのは生産体制の抜本的改革である。長年連れ添った部品供給業者の廃業という難局に端を発したが、これを機に新しい生産システムを構築した。新生産システムでは、納期基準の見直し・生産計画の可視化・部品引き当ての仕組の再構築を柱とし、長年培ってきた伝統的な手法を現代に最適化されたシステムへと昇華させることができた。営業面においては特定の業界に深く入り込むことで新たなスペックインに成功することができたり、海外代理店との信頼関係もより強固なものとなった。

2026年の市場見通しについては、明るいと確信している。注力業界において標準品のみならず、我々の強みである特注品の採用の目途が立った。また、ここ数年で採用した若手社員の実力が向上し、戦力として計算できる目処が立ったことも、大きな好材料だ。継続してきた品質向上活動とともに、組織としての現場力が確実に高まっている。

2026年は、AIを活用した設計開発をより一層加速させていく。AIによる製品設計と仕組化による設計効率の向上で成果量を2倍に目指すことやDXの活用をさらに推進することで、限られたリソースを最大限に活かし、大手メーカーには真似できないスピードと柔軟性を実現していく。変化を恐れず、最適化された新生産システムと次世代人材の戦力化、そして最新テクノロジーを掛け合わせることで、お客様の期待を超える付加価値を提供し続けたい。そして当社の強みである接点技術と表示技術に磨きをかけスイッチ専業メーカーとしてお客様から選ばれ続ける会社を目指していく。https://www.sunmulon.co.jp/

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