【FA各社トップが語る2026】ロックウェル オートメーション ジャパン「自動化から自律化へ SDA推進で進化加速」代表取締役社長 矢田 智巳

2025年度は、成長の柱の一つであるソフトウェアの事業で、生産現場の可視性向上、指示徹底、トレサビ実現を短期間でできるクラウドベース製造実行システム「PLEX」が引き続き好調。新製品では生産デジタルツイン上で制御動作のテスト、その自動化を可能にするソフトウェア「Emulate3D Factory Test」などを投入した。

 OTの分野でも、コンテナ化されたユーザ作成のアプリケーションを実装できるSDA対応エッジデバイス「OptixEdge」、産業用コントローラー「ControlLogix 5590」、AI画像解析「FactoryTalk Analytics VisionAI」など、新しい技術を加えた制御環境のための製品を投入した。OTネットワーク向けのセキュリティ製品「SecureOT」や「OT向けサイバー脅威常時監視サービス」など、安全でレジリエントな製造インフラ実現にも注力した。

 2026年は、ものづくりが「Automation(自動化)」から「Autonomy(自律化)」へさらに進む年と捉えている。これを加速させるためにIT分野の「DevOps」や「DataOps」といった手法を制御システムに応用した「SDA(ソフトウェア・デファインド・オートメーション)」の対応製品販売を強力に推進する。SDAに加え、AI、生産デジタルツイン、クラウドMES、OTセキュリティ、自律走行搬送ロボット「OTTO」、リニア搬送などの領域を強化する。

 7月8日には「ROKLive Japan 2026」を開催し、これらの最新ソリューションを披露する予定だ。AIエージェントが設備設計や生産での課題を解消する環境は現実のものとなりつつあり、その実現のためのインフラとなる新技術を引き続き提案していく。

https://www.rockwellautomation.com/ja-jp.html

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