【FA各社トップが語る2026】コンテック「成長市場への展開強化 PC制御と計測に注力」代表取締役社長 西山 和良

2025年度はグループ売上高が前年比プラス成長となり、特に米国市場では医療機器分野が通年で堅調に推移し、過去最高の売上高を記録した。
重点投資領域の「オートメーション・計測」「製造業のAI/HPC」で積極的な開発投資を行い、オートメーション分野では産業オープンネットワーク対応のリモートI/O製品の拡充や、無線機器として初のCC-Link IE TSN認証取得などラインアップを強化。AI/HPC向けにはインテルXeon搭載のハイエンドモデルなど産業用コンピュータのラインナップを広げたほか、日立システムズとの協業による24時間365日のオンサイト保守サービスも開始し、全国300拠点からFAコンピュータの訪問修理サービスを提供できる体制を整えた。
2026年は、DX需要の活況の継続、半導体製造装置市場の復調に加え、米国の国内回帰政策による投資拡大、インドの高い経済成長など期待は大きい。引き続き成長市場である半導体製造装置、医療機器、小売・流通、製造業DX/AI活用をターゲットに営業施策を展開し、海外市場はアジア地域での展示会出展を通じて、チャネル拡大とブランド認知向上に力を入れる。米国では、医療分析装置向けに加え、周辺分野にも領域を広げ、産業用コンピュータとIoT機器を組み合わせたソリューション提案を強化する。
IoTやAIと親和性の高いPCベース制御システムを強化し、PLCやモーション、AIを統合したリアルタイム制御コントローラの提供準備を進めるほか、計測分野では高周波測定技術を活かした新デバイス開発を行う。また、製品のセキュリティ対策も強化し、国際規格に準拠した体制構築を目指す。
今後も単なる機器提供にとどまらず、顧客課題を解決するソリューションプロバイダーとして挑戦を続けていく。
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