富士フイルム、米ノースカロライナ州にバイオ医薬品工場を開設

富士フイルムは、子会社のFUJIFILM Biotechnologiesを通じ、米国ノースカロライナ州ホーリースプリングス市に大型バイオ医薬品製造工場を開設した。総投資額は32億ドル(約5056億円)。
新工場は、抗体医薬品などの製造委託ニーズ拡大に対応する北米最大級のCDMO拠点。第一期として2万リットルの動物細胞培養タンク8基が年内に本格稼働し、2028年にはさらに8基を追加する計画。
米国新拠点は、拠点間の迅速な技術移管、高い品質の確保と建設のリードタイムの短縮を実現するために、高い生産性と各種認証取得実績があるデンマーク拠点と設計・設備・品質管理を共通化する「kojoX」アプローチを採用し、迅速な技術移管と高品質を確保。原薬製造から製剤、包装まで一貫した受託体制を構築し、使用電力は100%再生可能エネルギーで賄う。

https://www.fujifilm.com/jp/ja/news/list/12994

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