コンテック、ボックスコンピュータ「BX-M4600シリーズ」に拡張4スロットモデル追加 レガシーシステム移行に対応

コンテックは、ハイパフォーマンスなファンレス組み込み用コンピュータ「ボックスコンピュータ BX-M4600シリーズ」に拡張4スロットモデルを追加した。
同製品は、デスクトップPC用の第12・13世代インテルCoreプロセッサを搭載しながらファンレス動作を実現した同シリーズの最上位モデル。PCI Express(x8)を1スロット、PCIを3スロットの計4スロットを装備し、PCIバスを使用する既存の計測制御ボードなどの資産を活かしたレガシーシステムからの移行に最適。現行の拡張4スロット搭載モデル比べてCPU性能は最大約13倍向上した。
インターフェイスは、DVI-I、DisplayPort、2.5G LAN2ポート、USB 3.2 Gen2を4ポート、シリアル4ポートなどを備え、多様な周辺機器接続に対応。ストレージには前面からアクセス可能なスロットイン方式の2.5インチSATAディスクスロットを2基搭載し、OSとデータの分離運用などが容易。電源障害時のデータ保護やOSシャットダウン不要の電源断を可能にする独自の「電断プロテクト」機能も搭載し、保守点検業務の負担を軽減する。
主な用途として、組み込み用検査装置や交通、社会インフラ、医療機器、セキュリティなど、高度な処理能力と信頼性が求められる分野を見込む。

https://www.contec.com/jp/info/2025/25111800

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