オムロンとオプテックス・エフエー、IO-Link普及で連携 関連製品を相互供給へ

オムロンとオプテックス・エフエーは、センサ・アクチュエータを通信するための産業用ネットワーク技術「IO-Link」を活用した製品の普及に向けて連携を開始する。両社はIO-Linkに関連する製品の相互供給を検討し、顧客に対するソリューション力を強化する。
IO-Linkは、センサやアクチュエータをデジタル信号で上位のネットワークに接続する産業用インタフェースの国際標準規格(IEC 61131-9)。機器情報を上位の管理者に提供し、生産現場の最下層から工場のIoT化を実現できる通信技術として注目されている。
オムロンは、マスタユニットから光電センサ、近接センサ、セーフティライトカーテンまで多彩な機器をIO-Link化して展開している。IO-Linkを使った設備の立上げ工数の削減やダウンタイムの短縮、段取り替え効率の向上など現場課題の解決を提案している。
オプテックス・エフエーは、2020年にIO-Linkマスタ「URシリーズ」を発売。FPGAによる通信処理で業界最多の16チャンネルを実現し、業界で初めてNPN/PNP入出力のデバイス機器を混在接続可能とするなど、IO-Link関連ソリューションの提案を強化している。

https://www.optex-fa.jp/release/index255251021.html

https://www.fa.omron.co.jp

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