三菱電機、香川県丸亀市の受配電システム製作所に開閉装置の新工場棟を建設 28億円投資

三菱電機は、受配電システム製作所(香川県丸亀市)に、キュービクル形ガス絶縁開閉装置(C-GIS)の新工場棟を建設する。総投資額は約28億円。2026年6月に竣工し、同年10月からの稼働開始を予定する。
新工場棟は、鉄骨造り2階建て、延床面積約6885平方メートル。データセンターや洋上風力発電施設向けなどで国内外で需要が拡大するC-GISの生産体制を強化し、2027年度までに年間生産台数を従来比2倍にすることを目指す。
新棟では、複数エリアに点在していたC-GISの生産・試験ラインを集約し、生産工程を効率化。また、絶縁ガス充填作業時間を約40%削減する自動化ラインを導入し、生産性を向上させる。環境負荷の低いドライエア絶縁方式の新機種開発も進める。

https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/pr/2025/pdf/0807-b.pdf

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