島根電工、島根県出雲市に技術者育成の新研修施設「みらい創造トレーニングセンター」建設

総合設備工事の島根電工は、島根県出雲市斐川町に新たな研修施設「（仮称）みらい創造トレーニングセンター」を建設する。2026年6月の竣工を予定しており、未来を担う技術者の育成を目的とする。
新施設は、鉄骨造り2階建て、延床面積約1940平方メートルで、研修定員は36人。「若手社員自ら考え、みらいを創造する」をコンセプトに、建物の実寸大モックアップを設置し、躯体工事から内装工事まで、実際の建設現場さながらの環境で一連の作業を体験でき、施工技術や現場管理能力の早期習得を促進する。同社社員の研修拠点としてだけでなく、将来的には地域の学生のものづくり体験や、業界企業の技術研修にも開放するオープンな施設を目指す。
また、太陽光発電設備を導入し、自家消費に加え水素製造にも活用することで、脱炭素社会の実現にも貢献していく。

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