中外製薬、東京都北区の浮間事業所に新研究棟「UKX」建設 800億円投資で製法開発を強化

中外製薬は、浮間事業所(東京都北区)に、低・中分子およびバイオ医薬品の製法開発機能などを担う新研究棟「UKX」を建設する。総投資額は800億円。2026年5月に着工し、2028年8月の竣工を予定する。延床面積は約2万7136平方メートル。
新棟建設は、同社の成長戦略「TOP I 2030」の一環で、中分子や独自の抗体技術を用いた医薬品など、製法開発の難度が高いプロジェクトの増加に対応するのが目的。創薬から臨床開発への移行を加速させ、R&Dアウトプットの倍増を目指す。研究効率を高めるラボオートメーションを積極的に活用するほか、製法開発に関わる多機能間の連携を促すオープンなオフィス設計を採用し、イノベーションと研究生産性を向上させる。

https://www.chugai-pharm.co.jp/news/detail/20250724160000_1502.html

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